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[書評] テスト駆動開発による組み込みプログラミング

2013.05.28(08:03)

「テスト駆動開発による組み込みプログラミング ―C言語とオブジェクト指向で学ぶアジャイルな設計」読了。ソースコードも読みやすく、翻訳も良好。

製品に入らないテストの範囲ではC++の機能を使って、製品に入るC言語の範囲ではマクロを駆使してC++と同じ機能を実現させて依存性を減らすリファクタリングをしながらTDDをすすめる本。

第11章SOLIDで柔軟でテストしやすい設計
第12章リファクタリング
は既出の本の大事なポイントの総まとめになっていて復習に便利。

全体的におすすめだが、
第9章テストダブルの実行時バインディング、
第10章モックオブジェクト
は私はおすすめできない。関数ポインタを切り替えて動的束縛する方法を使って製品コードをテスト用に切り替える実装がされている。たとえあなたが理解できて使いこなせても、あなたのコードを引き継ぐ人がそれを読んでちゃんと理解できるかどうか、関数ポインタをデバッグし、拡張改変してゆけるか心配だ。実際にはこれを導入するのは無理ではないだろうか。

http://www.amazon.co.jp/dp/4873116147/


プロフィール

島敏博

Shima Toshihiro 島敏博
信州アルプスハイランド在住。HaskellとElixirが好き。組み込みソフトウェアアーキテクト、C++プログラマ、山歩き、美術館巡り、和食食べ歩き、日本赤十字社救急法指導員、インデックス投資、クラシック音楽、SESSAME会員、状態マシン設計、モデル駆動開発、ソフトウェアプロダクトライン、Rubyist、実践ビジネス英語

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