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新入社員諸君、入社おめでとう。投資編 (2015年版)

2015.04.01(21:09)

先にここで仕事のことを書いたので、投資の話も少ししておこう。

「投資」と「仕事」は違う。

仕事は、とにかく自分が好きなことを見つけるのが一番だ。寝食を忘れるくらい好きなことなら続く。続けるうちに、その道をきわめてゆき、やがて自分でなければできない仕事ができるようになる。仕事はそういうものだ。

投資は、違う。好き嫌いをいっていると、これからの社会人人生を乗り切ってゆけない。投資は、感情抜きで、冷静に、景気のいいときも悪いときも、たんたんとやるものだ。

新人諸君に、投資についての私からの助言は以下のとおり。

(1) 異性や着るモノ、趣味に無駄なお金を使わず、自己投資する。
スキルを身につけ、プロになるための勉強に投資する。手当たり次第に専門書をたくさん読む。語学の勉強はすぐにスタート。まずTOEIC600点をめざすこと。高額な教材はいらない。NHKラジオ英語講座のテキストでいい。続けること。

(2) コストに敏感になる。
これから銀行振り込みで給与をいただくが、銀行ATMの手数料に敏感になること。銀行ごとに違うし、引き出す時間によっても違う。私は会社からの給与振り込み先をあるネット銀行にしている。たとえばここは、コンビニにあるATMで、24時間365日引き出せて、しかも無料だ。さらに、銀行間の振り込みも月数回まで無料だ。他にもいくつかそういう銀行がある。自分で調べ、銀行をじっくり比べてみるのも大切だ。

(3) 天引きで貯金する。
投資には、ある程度まとまったお金が必要だ。まずリスクをとらない方法で貯金すること。会社の財形貯蓄と地方銀行のリレー積立などの組み合わせがおすすめ。後者は必要になればいつでもおろせる。必ず天引きにすること。おろすのが少しめんどうなところに積む。

(4) 生命保険や医療保険は買わない。
どちらも一生涯払い続けることになる極めて高額な金融商品だ。自分が死ぬまでにいくら払うことになるのか計算すること。ほんとうに必要になるまで買う必要はない。結婚してから、さらに各社、各商品十分比較してから、ほんとうに必要だと判断したら買う。私のはインフレで価値半減してしまった。掛け捨てでよかったと思っている。

(5) プロになるための勉強とあわせて、投資の勉強も少しやっておく。
金融商品の基礎知識、金融商品にだまされない知識は社会人として必要。以下の2冊を読んでおこう。
■ 全面改訂 超簡単 お金の運用術 山崎元 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4022735252/
この本1冊でもOK。

■ 最新版 投資信託はこの9本から選びなさい 中野 晴啓 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4478025444/
投資信託のコストはどのくらいが常識的なのかわかる。

書店には、あおるばかりの役に立たない投資本がたくさん並んでいるが、全部無視する。おすすめの本はなかなかリアル書店には売っていない。良心的な本をネットで買って勉強する。安直なハウツー本、月刊誌にだまされてはいけない。

(6) 月に5千円ずつ、外国株式インデックスファンドと日本株式インデックスファンドを買う。
ニッセイ外国株式インデックスファンド (0.4095%)
http://www.nam.co.jp/fundinfo/ngkif/main.html
ニッセイ日経225インデックスファンド (0.2625%)
http://www.nam.co.jp/fundinfo/dcnn225/main.html
分散投資ができるようになるまで、天引き貯金をやる。それと並行して、月に1万円だけ、投資を始める。買いつづけていれば、日経新聞をよく読むようになり、株式に対する知識が増え、ドルコスト平均の効果もわかる。リスクを経験する。それ以外はまだ買ってはいけない。余裕資金を使って積み立てる。同じ商品でも売っている場所によってコストが違う。ネット証券に口座開設して積み立てする。3割下がっても気にせず積み立て続ける。

投資額が200万を超えたらETFなど考えてもよい。それまで売ったり買い替えたりしない。税金がかかる。
http://www.fundoftheyear.jp/

(7) 車や不動産への投資は、慎重に。
燃料費、ガソリン税、自動車税、車検費用、修理費、維持費がべらぼうに高いし、地震もあるし、建築偽装も発覚するし、不審者はうろつくし、しつけされていない飼い主の犬がふんを残してゆくし、隣にアパートができて怖い人が住み着くし、孟母三遷するかもしれないし、転職するつもりはないが、引退後は住みやすいところに移りたくなるかもしれないし、高額な車、不動産を買うかどうかは、十分慎重に決めよう。

(8) 最初の給料日には、両親へのプレゼントをする。
両親に時計を贈る。母親にプリザーブドフラワーを贈る。なんでもいい。自分で考えて贈る。ネットで注文して配達してもらうときも、できれば自筆の手紙と写真を添えて。

投資の勉強にかける時間は実はわずかでいい。ひととおりこんなものかなと理解できたら、あとは本業の勉強に戻ろう。

仕事編
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プロフィール

島敏博

Shima Toshihiro 島敏博
信州アルプスハイランド在住。HaskellとElixirが好き。組み込みソフトウェアアーキテクト、C++プログラマ、山歩き、美術館巡り、和食食べ歩き、日本赤十字社救急法指導員、インデックス投資、クラシック音楽、SESSAME会員、状態マシン設計、モデル駆動開発、ソフトウェアプロダクトライン、Rubyist、実践ビジネス英語

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